【INC November使用】使用者未熟グラゼルネ
INCお疲れさまでした。
先に結果から言うとここから三連敗し、抜けラインまで全然到達しませんでしたが、反省の意を込めて記事にすることにしました。
構築経緯 個別解説 選出 反省 の順で書いていきます。
[構築経緯]
このルールが発表されて1週間が経った頃「グラゼルネでも使ってみるか~」と雑に構築を組んで使ってみたところ、”通りが良い地面技を高火力で打てるグラードン”と”ジオコンを通せば圧倒的パワーを出して攻めていけるゼルネアス”の魅力にどっぷりハマり、考察を始めました。
周りを決めるのには時間がかかりました。
苦手な草・鋼その他諸々を見れて、便利屋のガオガエン。オーガをワンパン出来てゼルネにも強く出れるチョッキカミツルギ。まではすんなり入ってきました。
残り2枠が定まらないまま10月末に愛知県で行われた
ギャラクシーオフ (スタッフをしています。次回開催があればぜひ来てください!)
に行ったところ
・簡単にゼルネを立てられてしまう
・ソルガレオがキツい
・ガチトリルが厳しい 等
たくさんの問題が見つかりました。
そこでソルガレオを晴珠フレドラで確実にワンパンでき(晴れてないと乱数で耐えられる恐れあり)、追い風というS操作まであるファイアローを採用しました。トリックルームに弱いのと、これではまだゼルネアスに圧殺されてしまうと感じた為、レッドカードバレルを採用し6体が決まりました。
[個別解説]
グラードン@拘り鉢巻き
189-220-160-x-131-108
・Aが11n
・189アマージョのウィップ耐え15/16
・156ルンパの草結び耐え15/16
・222眼鏡オーガのダブルダメ晴れ潮吹き耐え
・S追い風下でスカーフ準速90族(213)抜き抜き、110抜かれの108
ワイルドさんが質問箱で回答していた配分を拝借しました。
断崖の剣
地団駄
炎のパンチ
岩石封じ
このルールにおけるグラードンの強さは
・グラードン+αでカイオーガに強く出られる
・草や飛行以外の一般枠に圧倒的に強く、受けられない。
この二点がかなり大きいのではないかと考えています。その為、天候要因として丁寧に扱う必要のあるカイオーガ構築以外には、ある程度雑に扱って頭数を減らす感じの使い方をする方が強いと考え、鉢巻になりました。安易なガエンの受け出しも気にせず倒せるのも採用を後押ししました。苦手な草タイプは構築単位で有利をとれる為、地面技で拘る場面がほとんどでした。ストーンエッジではなく岩石封じを採用している理由は、ホウオウ構築と対戦する際に1回でも外すと巻き返すことが不可能だからです。断崖をメインにしながら言うなと言われればその通りですが...
カイオーガ以外の構築には、初手から投げてゴリゴリ削っていく事をメインの勝ち筋にしていましたがカイオーガと当たりすぎて晴らし要因になっていました。がしかしそれでも強いので本当強いです(語彙力)
ガオガエン@イトケの実
201-136-111-x-152-84
・183ゼルネの+2ムンフォ93,8%耐え
・半減実込みで222ダブルダメ雨潮吹き余裕耐え
・s最遅90族抜かれ
バークアウト
蜻蛉返り
猫騙し
このルールでよくある配分のガオガエンです。イトケの実を持たせた理由は、対オーガ構築に選出した際の立ち回りを楽にするためです。叩き落とすだとシードルナアーラが重すぎた為、ダメージを与えながら火力を削ぎグラゼルネを通しやすくするバークアウトを採用しました。このポケモンはとんぼ返りが肝と言っても過言では無く、とんぼ返りで盤面を整え伝説ポケモンを通していく潤滑油の役割を担っていました。
ゼルネアス@パワフルハーブ
205-x-116-176-122-166
・222ダブルダメ雨潮吹き確定耐え
・最速
ジオコントロール
守る
これまたよくあるゼルネアス。僕は使う側に回った。終盤の詰めに使いたかったが、カイオーガと当たりすぎて初手に出すことが多かったです。サンルールが始まった当初からずっと不慮の事故が無い最速が強いと思って使い続けていましたが、耐久に割いた型も試すべきでした。時間がなかったとはいえかなりの反省点です。
カミツルギ@突撃チョッキ
145-233-152-x-72-145
・−1スマホでもゼルネ確2
・183ゼルネの+2ムンフォ確定耐え
・136ガオガエン雨下フレドラ確定耐え
・準速90族抜き抜き
・DJコウさんの紹介していたツルギのSを削り、h振りルナアーラをfgありダブルダメマジシャ+fgなし叩きで落とせるように
スマートホーン
聖なる剣
叩き落とす
グラカイゼルネに強いハイスペック一般枠。技範囲が広く、チョッキが上手く働く場面が多いと考えチョッキ。コケコが入っていないルナアーラ構築はこいつでどうにかしてました。
ファイアロー@命の珠
153-146-91-x-90-178
・意地AS
追い風
守る
素早さが高く構築単位で苦手なソルガレオ、カミツルギに強く出れるポケモン。一度きりではあるが、かなりキツいフシギバナにも一矢報いることができるのも良かったです。さらに追い風まであり、この構築の足りないところを埋めてくれる完璧なパーツでした。
モロバレル@レッドカード
221-x-99-105-135-31
・136ガエンのフレドラ耐え
・残りd
・最遅
草結び
めざパ炎
胞子
怒りの粉
今回の大反省枠。INCの期間2週間前にはTOEICがあり1週間前からはテスト期間。賢くない僕にとってかなりキツく、ゼルネアス相手に100勝てるプレイを身に着けることができませんでした。とても悔しいですが下手くそ故の誤魔化しレッドカードです。
[選出]
個人的にパーティーパワーを下げてしまうのが好きではないのと、ガエンツルギはほとんどの相手に含まれていることから、基本的にグラ ゼルネ ガエンは出したいと考えていました。
よって基本的には、グラガエンツルギゼルネ or ガエンゼルネグラツルギ で出していました。
それから外れる相手はこんな感じです。
ゼルネを出さない相手
・オーガガレオ
ガエンを出さない相手
・耐性的に悪タイプがいらない時
・オーガがいなくて炎タイプの役割がグラで完結している時
・上記の時でも相手にガエンがいる時点で出すべきかも
テストによって記憶が曖昧です。
メモがあったのでそれそのままコピペすると
ガルデガレオ
・グラアローゼルネガエン
コケコ入りルナアーラ&ゼルネオーガ(アマージョテテフ入ってない)
・ガエンゼルネで猫ジオコン トリルぽければ話は別。
・吠えるルナアーラの可能性あり
・アマージョテテフどちらかいたらアローゼルネ
・トリルぽい&コケコいないならツルギゼルネ
オーガトルネゼルネ
・ガエンゼルネグラバレル
という選出をしていました。
[反省]
今回はプレイが中途半端な完成度でした。構築の基盤は良いものに近付けてはいたと思いますが、使用者が未熟でした。その証拠に全く同じ並びを使用した方が予選を抜けています。
そして、弟が15勝0敗で予想していたボーダーに到達してしまい、嬉しさもありましたがかなり悔しさを噛み締めたINCでした。これをバネにムーンルールもボチボチやっていこうかなと思います...